羽子板に描いたカトレア。
平山郁夫美術館での日本画講座で描いたものです。
モチーフの花がいろいろ用意されていて、その中から
自分の好きな花を選んで描くのですが花は早いもの勝ち。
ひときわ目を引くこのカトレアを選びたかったのですが
ヘンな遠慮をしてぐずぐずしていました。
するとパッと知り合いのYさんがカトレアを手に取って
「これ、一緒に描こう!!」
と言ってくれたのです!
Yさん仕事の手が速いから講座中にさっさと描き終わって
遅筆な私にカトレアをゆずってくれました。
帰宅してから何日もモタモタ描いていたのですが
ずっと維持されていたカトレア。強い花ですね。
実際の花は絵の中で一番濃い部分の紫色が全体に
かかっていて、さあ下塗り終わり(薄いピンク)
ガッツリ濃い色を塗ろうとしていたら先生から
待ったがかかり一命をとりとめました。
全体を自分の思いどおりに塗っていたら
そうとうエグい仕上がりになったと思います。